保証する品質
強度、スランプ又はスランプフロー、空気量、及び塩化物含有量は以下のとおりです。
(JIS A 5308 レディーミクストコンクリート品質参照)
強 度 (単位 N/㎟)
強度は荷卸し地点で採取した供試体について、指定がない場合は28日、指定がある場合はその材齢の間
標準養生(20±2℃の水中)した3本の供試体の平均値を1回の試験結果とし、以下の条件を満足するように保証いたします。
1)1回の試験結果は、購入者が指定した呼び強度の強度値の85%以上でなければならない。
2)3回の試験結果の平均値は、購入者が指定した呼び強度の強度値以上でなければならない。
スランプ及びスランプフローの許容差 (単位㎝)
スランプ及び スランプフロー | 許容差 |
2.5 | ±1 |
5及び6.5 | ±1.5 |
8以上18以下 | ±2.5 |
21 | ±1.5(注1) |
45,50及び55(注2) | ±7.5 |
60(注2) | ±10 |
(注1)呼び強度27以上で高性能AE減水剤を使用
する場合は±2とします。
(注2)スランプフロー
空気量の許容差 (単位%)
コンクリートの種類 | 空気量 | 空気量の許容差 |
普通コンクリート
|
4.5 | ±1.5 |
舗装コンクリート | 4.5 | |
軽量コンクリート | 5.0 | |
高強度コンクリート | 4.5 |
なお、必要に応じて協議のうえ空気量を指定することができますが、
その場合にも、許容差は±1.5%とします。
塩化物含有量 (単位 ㎏/㎥)
荷卸し地点で塩化物イオン量として0.30㎏/㎥以下とします。
ただし、塩化物含有量の上限値の指定があった場合は、その値とします。
また、購入者の承認を受けた場合には、0.60㎏/㎥以下とすることができます。
上記以外の品質について
指定事項等 (注3)
指定事項、指定値とその許容差 等につきましては、対応の可否を含め、協議とさせていただきます。
(注3)
設計図書や特記等で要求された水セメント比や単位水量の上限値若しくは単位セメント量の上下限値についてご要望がある場合は、配合計画書の該当欄に記載いたします。この記載値は配合設計値が指定値を満足するものとして取り扱いますので、生コンクリートの納入時に実施した試験結果が、指定された値以下であることを保証するものではありません。必要のある場合は、変動を見込んだ指定値でのご契約をお願いいたします。